始動
暫く演劇活動を休んでいた小生。
ここ4〜5年間は立て続けに芝居に出てた。
とは言ってもね。
年間3本程作品を上演しても、週末の4〜5ステージ程。
年間3本の計算でも一年で二週間程しか板の上に立っていない。
これではなかなか上手くなるはずも無く認知もされないわけだ(笑)
こう考えると歌舞伎役者は連日連夜、板の上に立っている。
下手でも上手くなる。
なんて羨ましいんだろう。
小生なんて30年間かかって学んだ事を一年でクリアーしてる勢いだ。
小劇団で活動する小生は、役者として漸くスタートラインに立った時には
もうおっさんで需要がない(笑)
そんなおっさん小生が講座を開く。
いや元々、劇団の養成講座でチンタラとは講座を開いてた。
が、7月から毎週木曜日の夜に三ヶ月間限定で講座を開く。
今の自分が持っている技術をサラリとシュレッと伝達したい。
小生が活動している名古屋の演劇に少しでも役にたてたら嬉しいから。
何とかこの不毛の畑を耕すことが大事だ。
ただこの土地。
水をもの凄い勢いで吸い込んでいく。
土が悪いのだろう。
スカスカなのだろう。
だから役者も演出者もスタッフもお客も育たない。
そんな土地でもいつかは花が咲くはずだ。
耕し続ければの話だけどね。