お二人だけでも。

新しく始まった講座「夜の劇塾」(私が勝手に言ってるだけの講座名)

マトモに宣伝もしていなかったが、お二人の受講生が来てくれました。

とてもありがたい事です。

 

僕の芝居は若い子に受ける芝居をしているわけではない。

だから僕の知名度は無いに等しい。

それ故に、若い受講生はいない。

いやいや。

それはそれはで、参加してくださいます方にはお礼を申し上げ、

僕の演劇論を教えていきます。

 

本当は始めの一歩から始めるのあれば、マスゲーム等をして

想像力や協調性などを教えていくべきなのかも知れない。

 

 

昨今では「演劇」の基礎訓練が会社や医療の現場で取り入れられ

「どう自分を表現するか」という方向から従業員の教育の一環として

演劇人が会社に呼ばれてレクチャーする機会が増えているとか。

 

 

演劇の魅力はなんだろうか?

当の本人がまだわかりきっていない。

 

私たち演劇人も社会の歯車の一つとして存在出来るようにならなければ

ならない。

そうしないと演劇の未来はもっと貧弱になる。

 

新国立劇場が赤字らしい。

予算も削られてるみたいだ。

演劇だけではなく、クラシック音楽、舞踊も含めて、劇場に足を運ぶ

人を増やさなければ。

 

ところが。

私たちの世界は「財布の余ったお金」でチケットを買ってもらってる。

衣食住の後、さらに残ったお金で・・・ということだ。

つまり生活に、心に余裕が、豊かにならないと私たちに迄、目がこない。

 

社会が悪いと、他のせいにするつもりはないが(苦笑)

 

平和な世の中になってもらいたいし未来永劫に続いてもらいたい。